公益財団法人 京都地域創造基金

公益財団法人 京都地域創造基金
京都の市民活動に寄付を届けます

2010/11/12

仕事+social


先日、素敵な葉書をいただきました。

差出人はお世話になっているデザイナーのFさんです。
Fさんには当財団のリーフレットや事業指定寄
付のパンフレットのデザインを手がけていただきました。
事業指定寄付の寄付総額が1000万円を越えたことをお伝えしたところ、わざわざお手製のデザイン葉書を作ってくださったのです。


事業指定寄付のパンフレット作成は、Fさんとの二人三脚でした。
パンフレット内で表現できる文字数は限られています。
どんな言葉だと寄付者の心にズバン!と響くのか、各団体に作成してもらった原稿をもとに、
Fさんの目線(寄付者目線)で言葉を抽出し、並べ替え、新たに付け加えていただきました。


Fさんはデザイナーさんであり、コピーライターさんではありませんので、
この作業にはかなりのご苦労がおありだったと思います。
ですがパンフレットデザインのお仕事が終わった後、Fさんから

「おもしろかった!」

と、素敵な笑顔付きの感想をいただきました。


私もそうですが、市民活動をされている方は専門的な用語を使う傾向があります。
支援を行うには専門知識が必要不可欠なので、どうしてもそうなってしまうんですね。
けれども、専門用語ばかりでは「なぜ寄付が必要なのか」「寄付を何に活用するのか」
多くの人に伝わりません。


デザイナーさんにデザインだけをお願いするのではなく、
どうすればより良い地域社会を創る事ができるのか率直に意見交換し合う。
そうして滲み出てきたFさん個人の社会に対する想い(言葉)を、
「プロのデザイナー」としてのお仕事にプラスしていただいたことで、
よりよい「事業指定寄付先紹介パンフレット」ができたのではないかと思います。



どんなお仕事でも、みなさんプロとしての誇りをもっていらっしゃると思います。

プロのスキルや専門性をほんの少し市民社会のために提供していただいたり、
もっともっとワクワクするようなお仕事を一緒に進めていく。
それが「新しい市民社会」をつくるキーワードであるような気がします。


(もりもと)